新型コロナ感染症が猛威を震い、ついにここまできたかというのが正直な感想です。
当初、武漢でニュースになった時はここまでの大ごとになるとは思ってなかったのではないでしょうか。
まずは、新型コロナウイルス感染症に罹患された方とご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
また、医療機関や行政機関の方々など、感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
我々もこのよさこい祭り中止の判断を受け、終息宣言が出るまでの方針をお伝えしたいと思います。
基本的にコロナ終息宣言が出るまでは、お祭り、イベント等への参加を自粛いたします。
ですので、我々が本祭と同じぐらい楽しみにしている安芸納涼市民祭にも本年は参加致しません。(原宿表参道元氣祭スーパーよさこいにつきましては、開催時期、交通、宿泊手配などの観点から現時点でで参加を取りやめるという判断は致しません。参加予定の皆様には別途ご連絡いたします)
今日まで、我々はたとえ1%でもよさこい祭り開催の可能性が残ってるうちは、全力で準備を進めて行こうとスタッフ一同、感染対策をしながら活動を続けておりました。
「祭」の文字を屋号に掲げるチームとして最後まで祭りを諦めずに、また、せっかく開催される祭りの活気が失われないように、何とかできる方法はないかと模索してきました。
しかし、現状は厳しく、たとえお祭りがあったとしても、練習がまず出来ないのです。完全な感染対策をした状態でのよさこいの練習は我々の力では不可能と感じております。そして我々は祭屋の運営理念に立ち返り判断を下しました。
よさこい祭りの原点を忘れずに、次世代を担う子供たちに夢を、地域に活気を、そして全ての方々に必要とされるチームであり続ける。
我々が決して感染のファクターにはなってはいけない。祭りがあるからと参加をし、不完全な感染対策の中練習を実施、感染者が出た場合、1つのチームだけの問題だけでなく、祭りそのものの開催が今後できなくなるかもしれません。
我々はこのよさこいという文化を継承していきたい、地域を盛り上げたいという気持ちで活動をしております。今、活動を積極的にすることは、この理念とは逆行することになり、それは我々の求めるものではございませんでした。
楽しみにして頂いていた、踊り子の皆様、ファンの方々、そして応援いただいている協賛者の皆様には大変申し訳ございませんが、このような判断となりました。
準備期間が倍?に増えましたのでさらに良いものを作り上げれるよう準備していきます。
今年度中に終息宣言が発令され、イベントが開催されるようになった時は、そして世論ががそれを是と判断してくれるような状態になり、なおかつ、練習そのものができる状態にまでなった時は、
昨年受賞させていただいた「暁」で盛り上げに行きたいと思います。
こんな時だからこそ、
よさこいのない年だからこそ、
高知の若手素人よさこいチームとして
地区競演場連合会賞受賞チームとして
安芸納涼市民祭優勝チームとして
今できることは何なのかを考えながら活動を続けていきたいと思います。
未曾有の危機を乗り越えて
来年こそは皆さまと「宴」を上げれることを楽しみにしております。
今回のよさこい祭り中止に関して、心中お察しします。
また、チーム自体を守るためにあえて安全が確認できるまで踊り自粛の考えには苦渋の選択を迫られたことも大変な決断だと思われます。また、ここまでの準備の労力が無駄になること、今後再開のための先立つものの心配をあるかと思います。
ただ、人が生きていれば時間はかかりますが祭りはできますのでどうぞそれまで情熱を内に熱く燃やして次の再開まで計画を立ててください。
P.S. この際ですので、スタッフさんで家族がいる方は今年の夏はぜひ家族のために時間をお使いください。